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はてなインターン前半が終了しました

今月からはてなインターンで京都に来ています。
僕は文系なのですが、いろいろなウェブサービスを愛用しているうちに自分も作る側に回りたくなり、去年の9月からプログラミングの勉強を始めていました。今年の春には、粗末ながらもWebアプリケーションを作って公開したりもしていました。ただ、勉強は完全に独りでやっていたので、自分の力がどこまで通用するのか、チームでの開発でも自分のコードは機能するのか、正直常に疑問ではありました。そこで「一度外の世界をしっかり見に行かなければ」という思いから、はてなインターンへの応募を決めました。

参加者のレベルの高さ

やはり現実は甘いものではありませんでした。
例年どおり前半の二週間は、午前中は講義で、午後はその日の講義内容の理解度をはかる課題に取り組むというスケジュールでした。(すべての課題で合格点を取らなければ、後半に進めません。)
講義内容はとても分かりやすいのですが、自分は知識不足で一度に理解しきれなかったので、毎日講義が終わってからの2〜3時間は講義内容のスライドをなんども読み返したり、理解しきれなかった点を社員さんに聞きに行ったり、ノートに図解してみたり、課題のアプローチ方法を考えることに使っていました。
しかし他の参加者は違いました。まず講義が終わると同時に即 実装を始める人が沢山いましたし、僕がようやく課題へのアプローチを思いついて必須課題のコードを書き始める頃には他の参加者はもうオプション課題の解き方について話しあっていましたし、本当に周りのレベルの高さを感じました。
周りからキーボード叩く音がする中で、自分だけ周りについていけない焦りと、課題をクリアしなければ後半に進めないプレッシャーとで押しつぶされそうでした。なんで自分だけこんなに遅いんだろう、こんなに理解出来ないんだろう、手が動かないんだろう、自分はいったい一年間何をやってきたんだろう。情けなさで泣きそうになっていましたが、「自分の今やるべきことは、必須課題を完成させて、なんとか合格点を取りに行くことだ!他の参加者と自分とを比べることじゃない!」と毎日自分に言い聞かせながら、なんとか食らいついていきました。
課題提出最終日の夜20時、最後の課題がようやくギリギリ合格点を超えたときは、本当に嬉しかったです。何度も挫けそうになったし、後半への選考に落ちて関東に帰って周りに言い訳する夢とかリアルに見ましたが、あきらめないで本当に良かった。

「努力」のしかた

この二週間で、自分のやってきた「独学」がいかにお粗末なものだったかを痛感しました。僕は外の世界に触れることなく一人で勉強を続けているうちに、「俺は人知れず努力してるんだぜ、しめしめ」といった慢心がどこかで生まれて、自分の中の「このぐらいはして当然」の基準がどんどん下がっていってしまったのだと思います。
本気で何かを習得したいなら、自分を「実力を誤魔化せない場所」に出すことが重要なのだと感じました。少なくとも自分のレベルが嫌でも分かる(直視せざるを得ない)環境や、現場で必要とされてるものを常に体感する環境、あるいは高いレベルの人たちが揃った環境に身を投じるべきでしょう。
外の世界を見ずに一人でこもってする勉強は、誰も必要としないあさっての方向に進んでしまいがちです。もし一人でやるとしたら、最低限定期的に外を見て、自分のしてる努力は正しいか、誰も必要としていないあさっての方向に努力していないか、 自己満足で終わっていないか、たえず問い続けるべきだと感じました。

明日から後半戦です

レベルの高い参加者、濃密な講義内容、一人一人ものすごい専門性を持った社員さん*1。毎日刺激、刺激の嵐で、前半だけですでに両手で抱え切れないほどの収穫があります。明日からインターン生は会社のチームに配属されての開発になるので二週間、きっちり頑張って良いアウトプットを残していきたいと思います。

余談

帰り道で、「みんな本当に凄いよ、俺は本当にだめだし…」と僕が漏らしたときに、「なんでそんなこと言うんですか、そんなことないですよ」と真剣に返してくれた某君、ありがとう。

*1:これは本当に誇張ではなく、社員さん一人一人本当にものすごい能力を持っています。